内容(「BOOK」データベースより)
1942年から45年まで、ヒトラーお気に入りの秘書として第三帝国の中枢で働いていた女性が、ヒトラーの素顔や側近たちとの交流、そして地下壕での最期までを若い女性ならではの視線で書き記した手記。戦後まもない時期に書かれ、半世紀を経て初めて公開された貴重な証言である。
著者について
トラウデル・ユンゲ(Gertraud Junge)
1920年、ビール醸造技師と将官の娘であった両親のもと、ミュンヘンで生まれる。1942年末から45年4月までアドルフ・ヒトラーの私設秘書を務める。戦後、ソ連管轄下の収容所に送られたが、まもなく解放された。その後『クイック』誌の編集長付秘書などの仕事を経て、フリージャーナリストとなる。2002年2月11日夜、アンドレ・ヘラー監督との対話の形で出演したドキュメンタリー映画「死角にて」初上映の数時間後、重い病気のため死去した。
¥1,320
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薬物依存により大戦の命運は左右されたのか?
「錠剤の形をしたナチズム」の恐るべき実態に迫る傑作ノンフィクション。 「患者A」と主治医モレルの危険な関係を暴く世界的ベストセラー!
ヒトラーの主治医テオドール・モレルは、一本の注射で体調不良を解決する頼りがいのある医師だった。ヒトラーはホルモン剤、鎮痛剤、覚醒剤、そしてモレルへの依存を深め、不調のたびに投薬や注射を求めるようになった。第二次世界大戦が始まり、ヒトラーは誇大妄想にとりつかれ、現実遊離が目につくようになり、軍事作戦能力も徐々に失われていった。足を引きずり、腰も曲がって、くたびれた老人のように見えた。一方、前線兵士は薬物によって「猛獣と化す」ことが目標とされ、無謀な作戦に投入され、総統大本営も制御を失い、もはや究極の破滅に突き進むしかなかった……。ヒトラーとモレルの危険な関係は、大戦の命運を左右したのか?
本書は、ヒトラーと第三帝国が薬物に深く依存していたことを暴き、世界的ベストセラーとなった歴史ノンフィクションだ。歴史学者ハンス・モムゼンが本書の「あとがき」で、「これまでの全体像を変える本」と評したのをはじめ、イアン・カーショー、アントニー・ビーヴァーら専門家も賛辞を寄せている。著者は作家らしく、逸話を満載し、史料もきちんと渉猟し、早く続きを読みたくなるような、手に汗握る展開をみせる。
¥4,180
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誰も排除しない社会の構築に挑む
ヒトラーの秘密命令書により、価値のない命として、数十万人の障害児者を殺戮した安楽死計画。「津久井やまゆり園」での障害者殺傷事件の本質を考え、ナチスの安楽死計画の背後にある優生思想、排外主義への闘いと誰も排除しない社会の構築に挑む。
[もくじ]
第1章 子どもたちの殺害計画
第2章 T4安楽死計画
第3章 人種衛生学、ナチスの医師たち、「断種法」
第4章 加害者と共犯者
第5章 残虐行為のあとで
第6章 覚えておかねばならないこと
¥2,420
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フランスの映画監督アラン・レネが1955年に発表した30分余りの短編ドキュメンタリー映画『夜と霧』。その後『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』(1959)『去年マリエンバートで』(1960)を世に送ったこの映画作家の意図にかかわらず、ナチスによる強制(絶滅)収容所の実態をはじめて映像化した『夜と霧』は、ホロコーストをめぐる戦後の世界各国の政治的・社会的思惑との関係で、さまざまな波紋を呼んだ。
映画誕生の経緯、1956年カンヌ映画祭への正式出品を在仏ドイツ大使館の抗議で外されたことに始まり、フランス(ナチスへの協力をしめす映像を修正)、ドイツ(紆余曲折をへて、教育映画として青少年はじめほとんどの国民がみる。ドイツ語訳はパウル・ツェラン)、イスラエル(ユダヤ人の観点が無視されているとして上映禁止)、イギリス、オランダ、アメリカでの受容をめぐる詳細な物語と考察は、一本の映画が戦後史に大きな影響を及ぼした比類なき例証となっている。『アンネの日記』『ショア』『シンドラーのリスト』など数々の映画との比較もしながら、ホロコーストを記憶にとどめておくために、やはり最後に残るのは『夜と霧』だ、という執筆者たちの思いは、印象的である。巻末に「編集部付記――日本における映画『夜と霧』の受容について」を付した。
目次
謝辞
序章 ホロコーストの記憶を伝える
第一章 映画『夜と霧』における記憶の構築
第二章 検閲と承認――フランスにおける映画『夜と霧』の受容
第三章 啓発的行動――ドイツにおける『夜と霧』
第四章 軌跡の不在――イスラエルにおける映画『夜と霧』の受容
第五章 ほとんど知られていない古典的名作――イギリスにおける『夜と霧』
第六章 覚醒の衝撃――オランダに映った『夜と霧』
第七章 アメリカにおける『夜と霧』の軌跡
終章 (ホロコーストの)記憶をたどり、記憶の問題を読み直す
¥5,060
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柏書房 著者 モルデカイ・パルデール 訳者 松宮克昌
215×162×43mm 617ページ
ISBN 978-4-7601-3977-4 C0022
キリスト教の視座からユダヤ人弾圧の歴史を捉え直す衝撃の書。待望の邦訳出版。
他者のために命をささげることの意味について、本書から学ぶべきことは多い
佐藤優 元外務省主任分析官
¥5,280
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現代世界の最深部にメスを入れる白熱講義
頻発するテロ、絶えざる国家間対立。人を衝き動かす民族、宗教、資本をダイナミックに論じ、ナショナリズムの正体を解き明かす。
¥912
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戦後の忘却を経て現在にまで続く「ホロコースト・ブーム」の謎を,ドイツの国民形成の物語として解き明かす.
著者 高橋 秀寿 著
ジャンル 書籍 > 単行本 > 歴史
刊行日 2017/12/21
ISBN 9784000247993
Cコード 0022
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 272頁
定価 本体2,800円+税
著者略歴
戦後長らくドイツ国内で沈黙され,抑圧され,忘却されていたホロコースト.なぜ30年以上の歳月を経たのちに「発見」され,その想起が政治・社会・文化的な「ブーム」として全世界に広がり,現在にまで続いているのか.その背景と原因を,ドイツにおけるナショナル・アイデンティティの変容を辿りながら詳細に論じてゆく.
¥3,080
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「神の代理人」はなぜ悲劇を前に沈黙したのか
第二次大戦中、ローマ教皇ピウス12世はナチスによるユダヤ人虐殺を知りながら止めようとしなかった。沈黙の理由を彼の人生に探る
¥746
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加害者側のドイツ人研究者が簡潔かつ精巧な記述でまとめたハンディなテキスト。コンパクトな分量ながら主要トピックを完全網羅、複雑な全体像を手軽に理解したい人に最適の一冊。
「ホロコーストの語りは、終わりなき恐怖の連鎖である。……これを学校の子供達に教えようとしたら、最悪の部分は削除する必要があり、それはある意味では事実をゆがめることになる。逆に無菌化せずに伝えたら、それは子どもたちの害になる。そうであるなら、なぜ欧米の政府や教育機関は、善き市民の育成という理由で、ホロコースト教育とその記念をあそこまで強力に推し進めるのか。……ホロコーストは、人権について何も教えない」(本文より)
最新の動向や論点がこの1冊に
なぜあのようなユダヤ人の大量殺害が起こりえたのか。はっきりとした資料があまり残されていないこの大問題に、文字どおり全世界の研究者がさまざまな側面から光をあて、現在もその解明の努力はつづく。これまで膨大な研究の蓄積があるが、特に一九九〇年代以降、東欧の文書館の開放で研究が大きく拡大したと同時に、その細分化はもはや「専門家」でなければ、理解しにくいものになってきている。本書は、ホロコーストの歴史解釈においてこれまでなされてきた議論を概観したうえで、現在もっとも有力とされる解釈を紹介し、これからの研究の方向性を指し示す。ナチによる東欧支配の人種主義的・人口学的な側面、アーリア化研究、ホロコースト研究とジェノサイド研究・コロニアリズム研究との比較や統合など、研究の最前線を扱いながら、非常に多元的かつ細分化したホロコースト解釈を総合的、かつ平易に解説していく。テーマ別の全六章。詳細な註と索引、文献リストを完備。著者はロンドン大学の歴史学教授。専門はヨーロッパ現代史で、グローバルな視野からホロコースト研究とジェノサイド研究、さらにはコロニアリズム研究との接点を探っている。
なぜあのようなことが起こりえたのか。終わりのない問いに向き合うために道標。最新の研究動向や論点がこの一冊でわかる。詳細な註と索引、文献リストも完備。
¥2,530
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みすず書房 著者 シルリ・ギルバート 訳者 二階宗人
A5判 210×148mm
ISBN 978-4-622-07657-5 C0097
音楽はナチ支配下のユダヤ人ゲットー、強制収容所においてどのような役割を果たしたのだろうか。
譜面34点やオーケストラの演奏曲目一覧も収蔵。
音楽療法士、心理士を目指す方にも必読の書。
¥4,950
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圧倒的なスケールで描くホロコースト史研究の金字塔。今後の議論の前提となる、驚くべき歴史的事実の宝庫。
¥12,650
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創元社 著者マイケル・ベーレンバウム 日本語版監修 芝健介
195×140×42mm
ISBN 978-4-422-30032-0
アメリカ合衆国国立ホロコースト記念博物館が語る悲劇の全貌
¥4,180
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ユダヤ人虐殺の証人として映画『ショアー』にも出演したポーランド人カルスキの苦悩を描く衝撃の作品。カルスキは密使として、ユダヤ人絶滅政策の恐るべき実態を伝え、「世界の良心」を喚起して虐殺を止めさせようと連合国を訪れるが、大国の首脳陣は彼の言葉に耳を貸そうともしなかった。「民主主義の自由世界」は共犯者なのだ、人類の怠慢、無知、無関心が悲劇を生んだのだというカルスキの悲痛な叫びを、エネルは第一部・第二部をノンフィクション、第三部をフィクションという独創的な手法でリアルに描き出す。アンテラリエ賞、フナック賞受賞。
¥2,420
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『西部戦線異状なし』で知られるレマルク畢生の大作!
ナチス・ドイツ強制収容所での苛酷で悲惨な現実を、敗戦直前のドイツ側から描き、長らく発禁処分となっていた問題作。満を持して新訳でお届けします!!
1945 年春のドイツのメルラン強制収容所。戦争の帰趨情勢から一切遮断された囚人たち。毎日毎日、アルファベット順、あるいは抜き打ちに殺されていく囚人たち。おびただしい死体の量にあわてふためくナチス親衛隊たち。強制収容所では、反ナチスへの共産主義者を中心とした地下抵抗組織が、生命の火花をともしていた。敗戦濃厚のドイツの親衛隊たちは、戦後の我が身の安全を心配して保身に走るあわてぶりを見せる。極限状態におかれた人間の真の姿を浮き彫りにし、長く発禁処分になっていた戦争小説。
★本書は、1994 年に『ドイツ強制収容所における勇者たちの肖像』のタイトルで日本図書刊行会から出版されましたが、絶版になって久しく、復刊を望む多くの声にお応えして、タイトルもより原タイトルに近いモノにして、より読みやすく、新しく訳し直しました。レマルク小説の決定版として、お届けします!!
(社)日本図書館協会 選定図書
¥3,300
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捕虜となりながらユダヤ人虐殺の事実を命がけで連合国に報告したポーランド・レジスタンスの活動家による、記録文学の傑作。
内容(「BOOK」データベースより)
『ショアー』の証人の一人、ポーランド・レジスタンスの密使ヤン・カルスキが、1944年世界に向けて発信した奇跡的な証言。ポーランドの敗北から、命がけの諜報活動、ゲシュタポによる拷問、自殺未遂、そして病院からの脱出劇までを描く。
¥6,160
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オランダアムステルダムのアンネフランク博物館の書籍です。英語
¥5,500
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“政権与党としてのナチス”は国家をいかに運営したのか?政権獲得から敗戦・崩壊までの歴史を、150点に及ぶ画像で明らかにする。政権の選択・民主主義の責任をナチスの歴史から浮き彫りにする。
¥3,630
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みすず書房 著者ロバート.ジェラテリー 訳者根岸隆夫
215×155×30mm 324ページ
ISBN978-4-622-07343-7 C0022
2008年2月28日発行
同意したことと強制されたこと。当時の新聞記事から国民の積極的な協力を丹念に実証する。国民の責任論の決定版
ドイツ政府が独語訳の廉価版を作製、配布。
¥5,720
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1930年代初期から1953年に没するまで、スターリンは優に100万人を超える自国民を処刑した。さらに腹心の部下を通して、国の内外を問わず何百万という人びとが、民族・宗教・階級などを理由に犠牲になった――ウクライナ穀倉地帯の飢餓殺人、富農の撲滅、「有害」民族の酷寒地への強制移住と死、ポーランド支配階級の抹殺(カチンの森の虐殺)、全政敵の粛清など。その全容が、はじめてコンパクトな一冊になった。
1930-40年代初頭のスターリン体制化の殺戮を「ジェノサイド」と認めるかどうかは議論が分かれる。ネイマークはその理由として、大量殺人の根拠となった共産主義イデオロギーを批判することの歴史的な難しさと、国連ジェノサイド条約(1948年採択)が大国の思惑の産物で、政治・社会集団が対象から除外されたことを挙げる。
そして徹底した資料渉猟の末に、条約の「定義」自体の見直しを主張し、一連の行為をジェノサイドだったと明言する。
殺戮の背後には、つねにスターリン個人がいた。この独裁者の成り立ちを探り、さらにヒトラーによるユダヤ人絶滅という「公認の」ジェノサイドと真正面から比較して、この議論の今日的な意味を問う。
目次
序論
第1章 ジェノサイドをめぐる議論
第2章 ジェノサイド犯罪者の成長過程
第3章 富農(クラーク)撲滅
第4章 飢餓殺人(ホロドモル)
第5章 民族の強制移住
第6章 「大恐怖政治」(大粛清)
第7章 スターリンとヒトラーの犯罪
結論
¥2,750
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みすず書房 著者 J.K.ザヴォドニー 訳者 中野五郎 朝倉和子
195×135×25mm 204ページ索引つき
ISBN978-4-622-07648-3 C1022
2012年12月18日発行
ポーランド将校たちは誰にいつどこで殺されたのか。列強の隠ぺい工作で誰が消されたのか。一次資料封印の中で真実を突き止めた記念碑。
¥3,740
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第二次世界大戦末期、略奪したユダヤ人財産を載せ、「黄金列車」が迷走する。戦後、冷戦とイスラエル建国の中、「黄金列車」の積荷をめぐり、大国の思惑が交錯する。アウシュビッツの犠牲者たちの財産は、一体誰のものなのか?近年、アメリカで行われた賠償請求訴訟の根拠となった名著。
¥3,630
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動物の家畜化、奴隷制からジェノサイドまで、人類による虐待と殺戮の歴史を辿る。罪なき犠牲者である動物を護ることこそが、ある生命は他の生命よりもっと価値があるという世界観を克服し、搾取と殺戮の歴史に終止符を打つことができると説く。(2007.4)
■目次
第1章 大いなる分断 人間の優越性と動物の搾取
第2章 狼、類人猿、豚、ネズミ、害虫 他者を動物として中傷する
第3章 屠畜の工業化
第4章 群れの改良 家畜育種からジェノサイドへ
第5章 涙の誓いなしに アメリカとドイツにおける殺戮センター
第6章 私たちも同じだった
第7章 この境界なき屠畜場
第8章 ホロコーストのもうひとつの側面
¥3,300
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戦争を止め、平和を創るジェンダー理論とは|歴史上の図像や現代のアニメから独自のジェンダー論を展開してきた著者による渾身の書き下ろし。これまでの長い歴史には戦争を遂行してきた男性の側の戦争論があり、維持・肯定されてきた。一方で男性が書いた反戦論も、現状をみるとほとんど無力だったことがわかる。それなら、歴史上、戦争を遂行する側にいなかったジェンダーである女性が、戦争を止めるために戦争を語ろう。平和を創るジェンダー理論が展開されていく。
¥1,430
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アウシュヴィッツの生存者で芸術家4人を、ドイツ、ハンガリー、イスラエルに訪ね、
各人の経歴と、極限の状況下でも保ち続けた人間の抵抗力、破壊不能な生きる勇気と生命力、
最低の状況下ですらも放棄しない人間の尊厳などを語り継ぐ。
朽ちることのない勇気、抵抗、人間の尊厳。戦後70年を経て、4人の音楽家・画家らが語った真実の声。絶滅収容所に至る差別と、アウシュヴィッツで地獄を体験した生還者として瀕死の経験から生き残るために得た智恵とは?何が生きる力を与えてきたのか?ホロコーストの過去の苦しみとともに、希望を抱いて生きてきた4人の印象的な証言と信念を記録している。
¥2,420
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アウシュヴィッツ強制収容所所長ルドルフヘスの驚くべき告白遺録
祖国ドイツを愛する忠実な軍人であり、「心をもつ1人の人間」であったアウシュヴィッツ強制収容所所長ルドルフ・ヘスが、抑留者大量虐殺に至ったその全貌を淡々とした筆致で記述した驚くべき告白遺録。人間への尊厳を見失ったとき、人は人に対してどのようなこともできるのだろうか?
¥1,595
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本書の収益金はNPO法人アウシュヴィッツ平和博物館の運営費として寄託されます。
耐える、走る、生きるために!絶望的状況を突き抜けて逃れた「囚人番号6804」が語る死の工場の実態。ナチス犠牲者の「天命」として終わりなき抵抗を語り続けて…21世紀の平和を希求する。そこに示される私たちの課題―。
¥1,320
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音楽之友社 著者 シモン・ラックス 著者 ルネ・クーディー
訳者 大久保喬樹
四六判 188×128mm 190ページ 1974年6月25日発行
2009年4月20日新版
ISBN978-4-276-21451-4 C1073
本書は1974年アウシュヴィッツの奇跡~死の国の音楽隊として刊行された書籍の新装版です。
音楽が人間的であった幸福な時代がアウシュヴィッツで終わった。それでもなお人間的であろうとする魂の葛藤がここにある。
名著「夜と霧」と対極にある20世紀のドキュメント。
音楽と人間に対するまなざしを一変させるであろう。必読の一冊がここにある。-五木寛之
¥1,760
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医師の犯罪はいかにして行われたのか?背景とその後を検証する。
¥1,760
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みすず書房 著者マグダ.オランディール=ラフォン 訳者 高橋啓
193×135×20mm 2013年5月10日発行 182ページ
ISBN978-4-622-07751-0 C0098
16際のとき、マグダはアウシュヴィッツビルケナウに強制収容された。ハンガリーユダヤ人の中でも数少ない生き残りとなった著者は長い沈黙ののちにみずからの経験を語り伝える活動をはじめた。さらに週十年の時を経て本書が生まれた。
大き目の文字で読みやすく、著者の詩などもあり、ゆっくりと味わえる貴重な書籍です。
¥3,080
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著者モシェ・ガルバーズは、生還が不可能と言えるアウシュヴィッツ・ビルケナウ他、数カ所のナチス強制収容所で、1942年から45年まで3年間、生き抜いた。本書はその苛酷で想像を絶する体験を、イディッシュ語と拙いフランス語で記憶の無数の破片を書きとめつづけた証言をもとに、40年後に息子のエリ・ガルバーズが、フランス語の文章にまとめ上げた証言の書である。
¥3,520
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日々収容所で目にする出来事を、ノートや紙の切れ端、トイレットペーパーなどに書きとめた手記。奇跡的に残った貴重な資料。
出版社からのコメント
《『アンネの日記』と対をなす歴史的証言》
1944年6月、14歳の少女アナはアウシュヴィッツ強制収容所に連行される。幼い頃から作家になりたかった彼女は、日々収容所で目にする出来事を、監視員たちの目を盗み、ノートや紙の切れ端にひたすら書きとめていく。個性的な他の囚人たちのこと、粗末なスープのこと、石切場での労働のことなどを。過酷な状況で正気を保ち、自分自身でありつづけるために......。懸命の努力や偶然の力によって、アナは死の選別を逃れ生還を果たす。本書は、奇跡的に持ち返られた貴重なノートを元に、後年、著者が発表した手記である。
収容所に連行されるまでが綴られた『アンネの日記』に対し、こちらは連行されてから、アウシュヴィッツを始め次々と送られた収容所での生活が、生々しく記録されている。
著者アナ・ノヴァクは1929年ルーマニアで生まれた。11歳のとき、生まれ故郷がハンガリーに併合され、ハンガリー国籍となる。戦後は、ブカレストで劇作家として活躍し、57年には国家賞も受賞するが、チャウシェスク政権を批判したとして発禁処分を受け、西ベルリンに脱出。その後パリに渡った。仏訳が出るとボーヴォワールやサルトルに絶賛され、「ルーマニアのアンネ・フランク」として知られるようになる。2010年パリ没。
¥2,860
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人の命」を奪うのが当然の戦時下で、彼は命を懸けて「人の命」を守った――。
本国外務省の方針に背き、ナチスに追われてリトアニアに逃れてきたユダヤ人のために、日本通過ビザを発給し、6000人もの命を救った杉原千畝。そして託されたその命のバトンを受け継いだ建川美次、根井三郎、小辻節三、松岡洋介ら4人のサムライたちの勇気ある行動……。
本書は、ヨーロッパと西太平洋で勃発した「戦争」という非常の事態を織り交ぜながら、のちに「日本のシンドラー」と呼ばれる杉原とその家族が、戦時下のヨーロッパに赴任してからの軌跡と、外交官としての杉原千畝がとった行動にスポットをあて、小説にしたものである。
また、日米開戦を避けるためにアメリカの地で命を削った齋藤博駐米大使、真珠湾攻撃を立案、最後は南太平洋に散った山本五十六連合艦隊司令長官ら、それぞれの立場で自らの信念を貫き通した男たちの生きざまをドラマチックに描く。
文庫書き下ろし。
¥724
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第2次大戦下のリトアニアで杉原領事は本省の指令に反して人道的見地からビザを発行、何千人ものユダヤ人が日本にやってきた…。感動のヒューマン・ドキュメント。
第二次大戦下のリトアニアで杉原領事は本省の指令に反して人道的見地からビザを発行、何千人ものユダヤ人が日本にやってきた…。追いつめられた数千の命がひとりの日本人によって救われたのである。感動のヒューマン・ドキュメント。
¥2,200
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国難をいち早く察知する驚異の諜報能力。この男にソ連は震えあがり、ユダヤ系情報ネットワークは危険を顧みず献身した―。日本の「耳」として戦火のヨーロッパを駆けずり回った情報士官の、失われたジグソーパズル。ミステリアスな外交電報の山にメスを入れ、厖大なピースを70年ぶりに完成させた本邦初の快挙。日本が忘れ去った英知の凡てがここにある。
¥1,210
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