正教 東方教会

正教 東方教会

聖母文庫 東欧・中東とキリスト教

日本ではあまり知られていない 東ヨーロッパ、ギリシャ、イスラエルを訪ねるカトリック教会紀行。 1992年から97年にかけて、東欧・中東の国々を何度か訪れる機会がありました。 日本から遠いこともあって、それまで遠く感じられたこれらの国々が、 それからはとても身近に感じられるようになりました。 本書は、その紀行体験をもとに、キリスト教国家である東欧と 中東三国(イスラエル、エジプト、トルコ)を素描したものです。

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明石書店 東方キリスト教諸教会

451年のカルケドン公会議で異端とされた単性論を信奉する非カルケドン派は、中東、北アフリカ、インドに及ぶ広い範囲で様々な教会の下、人々の生活の中に息づいてきた。東方キリスト教諸教会を知らずして、これらの地域を知ることはできない。歴史と現在を第一線の研究者による解説のほか、各教会の基礎データ、研究案内を収めた。

第Ⅰ部 ナイル川流域

第1章 コプト正教会

 1 コプト正教会について〔三代川寛子〕

 2 コプト教会・古代〔戸田聡〕

 3 グノーシス主義の研究案内〔小林稔〕

 4 六‐七世紀エジプトにおける宗教的対立〔貝原哲生〕

 5 アラブ・キリスト教文学の可能性〔辻明日香〕

 6 中世エジプトにおけるイスラーム政権とズィンミー〔松田俊道〕

 Column シナイ半島の聖カタリナ修道院〔松田俊道〕

 7 エジプト・ナショナリズムとコプト〔三代川寛子〕

 8 現代コプト正教会における聖人崇敬に関する一考察〔岩崎真紀〕

 9 コプト・ディアスポラの発展――カナダのコプト・キリスト教徒移民を事例として〔岩崎真紀〕

 研究動向 コプト学の歴史と学会・文献案内〔三代川寛子〕

 研究案内 カイロの図書館・書店案内〔三代川寛子〕

第2章 コプト・カトリック教会

 1 コプト・カトリック教会について〔三代川寛子〕

第3章 エチオピア正教会

 1 エチオピア正教会について〔石川博樹〕

 2 ソロモン朝エチオピア王国史研究とエチオピアのキリスト教〔石川博樹〕

 3 国家を支える宗教〔石原美奈子〕

 4 エチオピアの修道院建築の修復をめぐって〔三宅理一〕

第Ⅱ部 レヴァント

第4章 シリア正教会

 1 シリア正教会について〔高橋英海〕

 2 シリア文学を代表する詩人ニシビスのエフライムの聖書解釈――詩作と釈義の間〔武藤慎一〕

 3 学問の伝承におけるシリア語の役割〔高橋英海〕

 Column 東方キリスト教の諸言語――マイナー言語を中心に〔高橋英海〕

 4 シリア正教会とシリア語史料から見た初期イスラーム社会〔太田敬子〕

 5 シリア正教徒の社会適応への努力とディアスポラ〔佐藤紀子〕

 Column シリア正教徒共同体の音楽案内――スウェーデンでの調査も含めて〔飯野りさ〕

第5章 シリア・カトリック教会

 1 シリア・カトリック教会について〔高橋英海〕

第6章 マロン・カトリック教会

 1 マロン・カトリック教会〔三尾真琴〕

 2 マロン教会の歴史から〔高橋英海〕

 3 レバノンの学校教育におけるマロン派の位置づけ〔三尾真琴〕

 研究動向 シリア語文献研究の歴史と学会〔高橋英海〕

第7章 ギリシア正教会

 1 ギリシア正教会について〔菅瀬晶子〕

第8章 メルキト・カトリック教会

 1 メルキト・カトリック教会について〔菅瀬晶子〕

第9章 ラテン・カトリック教会

 1 十字軍時代のエルサレム総大司教〔中村妙子〕

第Ⅲ部 メソポタミア

第10章 アッシリア東方教会

 1 アッシリア東方教会について〔高橋英海〕

第11章 カルデア・カトリック教会

 1 カルデア・カトリック教会について〔高橋英海〕

第Ⅳ部 アルメニア

第12章 アルメニア教会

 1 アルメニア使徒教会について〔吉村貴之〕

 2 アルメニア教会の歴史〔浜田華練〕

 3 アルメニア建築の概要とその研究動向について〔藤田康仁〕

第Ⅴ部 アナトリア

第13章 ビザンツ教会

 1 ビザンツ教会史〔井上浩一〕

 2 世界総主教座と皇帝のビザンツ帝国〔草生久嗣〕

第14章 アルメニア教会

 1 タンズィマート期オスマン帝国におけるアルメニア文字の定期刊行物〔上野雅由樹〕

第Ⅵ部 インド

第15章 聖トマス・キリスト教徒

 1 インドの聖トマス・キリスト教徒〔高橋英海〕

 2 聖トマス・キリスト教徒の諸宗派と宗教文化〔アガスティン・サリ〕

 研究案内〔高橋英海〕

第16章 インドの非カルケドン派教会

 1 マランカラ正統シリア教会について〔ヴェリヤト・シリル〕

 2 インドにおけるシリア正教会内の一九・二〇世紀の決裂〔ヴェリヤト・シリル〕

第17章 インドのシリア・カトリック教会

 1 シリア・マラバール・カトリック教会について〔アガスティン・サリ〕

 2 シリア・マランカラ・カトリック教会について〔アガスティン・サリ〕

第18章 インドにおける独立シリア教会/改革シリア教会

 1 マラバール独立シリア教会/トシユール教会について〔アガスティン・サリ〕

 2 インド・マール・トーマー福音教会について〔アガスティン・サリ〕

 3 マランカラ・マール・トーマー・シリア教会について〔アガスティン・サリ〕

第19章 インドにおけるアッシリア東方教会

 1 カルデア・シリア教会について〔アガスティン・サリ〕

第Ⅶ部 マグリブ・イベリア半島

第20章 西地中海のキリスト教とイスラーム

 1 北アフリカ、キリスト教からイスラームへ――研究の現状と問題点〔豊田浩志〕

 2 中世マグリブのキリスト教徒〔角田紘美〕

 3 中世西地中海域のダイナミズム――宗教を越えた合従連衡とヒトの移動〔黒田祐我〕

 4 中近世スペインとマグリブ地方における宗教的マイノリティーの移動〔関哲行〕

 東方キリスト教諸教会基礎データ

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あかし書房 ロシア思想におけるキリスト

¥2,750

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ミネルヴァ書房 ニコライ

ニコライ(1836~1912) ロシアの宣教師。 

幕末に来日し、日本正教会創建、東京復活大聖堂(ニコライ堂)を建立して、50年間宣教に励み、大津事件、日露戦争でも、日露友好のために大きく貢献し、日本国民から敬愛されたニコライ。その献身的慈愛の生涯を描き、さらにニコライ亡き後の日本正教会史を克明に描き出す。

[ここがポイント]

◎内村鑑三、後藤新平をはじめ、明治の日本の人々から深く敬愛されながら、大正以後忘れられていった宣教師

 ニコライの生涯をニコライ研究の第一人者が丹念に描き出す、決定版ニコライ伝。

◎これまでほとんど知られてこなかった日露戦争下のニコライと日本正教会、当時の日本社会、そしてニコライ

 亡き後の日本正教会の歴史に光をあてる。

〔副題の由来〕

ニコライの宣教は、当時の貧しい日本人に対する物心両面からの援助だった。ニコライは日記に「最後の審判で価値があるのは、他を憐れむ心だけだ」と書いている。かれはその心を、幕末明治の50年間、日本人に捧げ尽くした(「あとがき」より)。

¥4,400

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講談社ビジネスパートナーズ 文庫 ロシア正教の千年

時に激しく弾圧され、また、時にロシア愛国主義を鼓吹し、人々の精神的支柱となってきたロシア正教の1000年の歴史を、政治と社会の流れの中でとらえた労作の文庫化。
西暦988年、キエフを中心にロシアの国家的統一を果たしたウラジーミル1世は、ビザンチン帝国に範を求めて東方キリスト教(ギリシア正教)を国教に採用した。以来、ロシアはビザンチン文明圏に属し、モスクワは「第三のローマ」としての存在感を高める一方、西欧文明の恩恵から隔絶されることになった。同じキリスト教を共有しながら、ローマ法、ルネッサンス、宗教改革を経験せずに近代へと向かうのである。
ロシア革命による「無神論体制」の誕生と、ソヴィエト政権の熾烈な迫害は、宗教者たちを厳しく追い詰めたが、それゆえにこそ、ナチス・ドイツとの大祖国戦争では、スターリンに協力しソヴィエト愛国主義の先頭に立つが、戦後はふたたびフルシチョフの弾圧を受ける。ゴルバチョフ政権下でようやく「宗教ルネッサンス」を迎えるが、ソヴィエト体制の崩壊は、正教会にも深刻な分裂の危機をもたらしたのだった。
文庫化にあたり、「プーチン政権下の正教会」について大幅に加筆。
〔原本:『ロシア正教の千年――聖と俗のはざまで』日本放送出版協会刊、1993年〕

¥1,221

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