ちくま書房 ユダヤ戦記1~3セット

透明カバー付

紀元66‐70年、パレスチナのユダヤ人たちはローマ帝国と戦った。だが、彼らにとってこの戦争の結末ほど悲劇的なものはなかった。聖性が宿ると信じられた都エルサレムと神殿を失ったにもかかわらず、彼らの神は沈黙したままだったからである。神の沈黙は彼らに神の再解釈を迫り、以後、ユダヤ人たちの運命は大きく変わった。2000年にわたる流浪の始まりとなったのだ。この戦争を克明に記録した本書は、古代キリスト教以来、現代に至るまで西欧社会の必読書であり、イエスの神性を保証するプルーフテクストとして機能してきた。第1巻は、アサモナイオス王朝の盛衰から開戦前夜までを収録。

¥4,752

  • 2 kg
  • 残りわずか
  • 配送期間:5-10日

ミルトス マサダの声

ユダヤ戦争の壮大な悲劇を歴史小説化した大作! 荒野に今も響く“マサダの声”

 イスラエルの南部、死海のほとりに今も聳え立つ自然の要害マサダ。この砦を舞台に、今から約2000年前、民族の誇りをかけて抵抗し闘争した壮絶なドラマがあった。

 紀元70年エルサレムの滅亡後、なおユダヤ戦士は荒野のマサダ砦に立て籠もり戦う。しかしローマの捕虜になるよりは自由の民として960名が自決。生き残ったのは7名。その一人、女戦士ルツは歴史に記録を残す使命を与えられた。果たしてその真実は伝わるのか?

 ユダヤ系英国人である著者が、ヨセフスの残した『ユダヤ戦記』を元に書き上げた壮大な歴史小説。語り手である主人公のルツが、後世に記録を綴るという設定で読者に語りかける。

 著者の描いた当時を偲ばせる挿絵、マサダの詳細な地図・断面図などもそのまま転載。物語がよりリアルに迫ります。

――目次――

   はじめに

 一 部

   1章 約束

   2章 シルヴァ

   3章 野営地

   4章 サラ

   5章 シルヴァとの晩餐

   6章 ルーベン老人

   7章 ルキウス

   8章 再びルーベン、そしてサラ

   9章 ベニヤミン

 二 部

  10章 エルサレムへ移動

  11章 我が家

  12章 過越しの祭り

  13章 ヴェスパシアヌスの予言者

  14章 エルサレムの最後

  15章 生き残りについて、そしてマサダ

  16章 中空の宮殿

  17章 包囲戦

  18章 ヨセフス

  19章 エレアザル

¥2,700

  • 2 kg
  • 残りわずか
  • 配送期間:5-10日

ミルトス イスラエル建国の歴史物語

2000年ぶりにユダヤ人が父祖の地に建国したのが、イスラエル国。それは「願うなら、それは夢ではない」と信じて、開拓の苦難に挑戦した人々の物語である。

 イスラエル建国精神は、現代の日本にも大きな教訓と刺激を与えてくれる。具体的な人物を通して、はじめてシオニズムの真実を明らかにした本。

 さらに、旧約聖書を愛したキリスト教徒がシオニズムを応援し、建国の力になったことは、歴史の秘話である。本書が初めて明らかにする。

 著者はミルトス編集代表。隔月刊誌「みるとす」に連載されたものに加筆・修正して単行本化。

――目次――

  まえがき

 1章 風車と「希望の門」

    ――モンテフィオーレ卿の同胞愛

 2章 ヘブライ語の復活

    ――エリエゼル・ベン・イェフダーの独創

 3章 謎の援助者

    ――ロスチャイルド男爵の贖いへの貢献

 4章 願うなら、それは夢ではなくなる

    ――建国の父ヘルツェルの預言

 5章 若者よ、大地に帰ろう

    ――第二アリヤーの開拓者たち

 6章 労働シオニストの聖者

    ――アーロン・ダヴィッド・ゴルドン

 7章 知られざる勇気と犠牲

    ――スパイ組織「ニリ」をつくったアーロンソン兄妹

 8章 祖国のために死ぬことは、素晴らしいこと

    ――ユダヤ戦士トゥルンペルドール

 9章 テルアビブ砂丘に生まれた未来都市

    ――無から有を生んだ六十家族

10章 愛国者ベギンの血と涙

    ――反英レジスタンスの戦士

11章 建国の歴史の「星の時間」

    ――ワイツマンとベングリオンとその時

12章 闇に輝く光

    ――ハンナ・セネッシュの愛と勇気

13章 キリスト教徒とシオニズム

    ――親ユダヤの知られざる系譜

14章 女性労働シオニストの献身

    ――ゴルダ・メイアの原風景

15章 米国最大のシオニスト組織ハダッサの母

    ――ヘンリエッタ・ソールドの生涯

16章 宗教シオニズムの系譜

    ――聖と俗の架け橋、ラビ・アブラハム・クック

〔補足〕ある過激アラブ民族主義者の生涯

    ――ハジ・アミン・アル・フセイニーについて

¥1,620

  • 2 kg
  • 残りわずか
  • 配送期間:5-10日

ミルトス ラビ エリシャの遍歴

背教者か、真理の探求者か? 風に舞う木のように翻弄される賢者の行方は?

 時は紀元2世紀、ローマ帝国支配下のユダヤにおいてラビとなった一人の青年エリシャ・ベン・アブヤ。人生の不条理に、ユダヤ教を去ってギリシャ哲学に真理を求めたが彼が、激動する歴史の中で到達した結論とは何か。

 著者の米国系ユダヤ人ラビが,ユダヤの経典タルムードから取材し、豊かな学識の元に構想した歴史小説。

――目次――

プロローグ

第1部

第2部

エピローグ

作者註

訳者あとがき

¥3,024

  • 2 kg
  • 残りわずか
  • 配送期間:5-10日

みすず書房 滅ぼされたユダヤの民の歌

この詩は煤色の空に黒い涙で書かれている。これらの詩句のなかで、どんな希望がないにもかかわらず、なお一つの希望が輝き出ているいるとすれば、それは破滅した人間がなお自らの絶望をそもそも言葉で表現しているところからくる。

――ヴォルフ・ビーアマン――

1943年のワルシャワ・ゲットー蜂起のさなか、闘士たちは著者をゲットーから連れ出した。民族の破滅という恐るべき真実を、この偉大なイディッシュ語詩人なら後世に伝えてくれるのではないかと願ってである。その後詩人は、フランスのヴィッテルの特別収容所に入れられた。そこで「滅ぼされたユダヤの民の歌」を書き上げた著者は、1944年3月、詩稿を三本の瓶に入れて地中に隠し、さらに旅行用トランクの革の把手に、その作品の小さな精妙な写しを縫い込んだ。東方に移送された詩人は、荷役ホームに到着したその日に殺害された。5月1日、アウシュヴィッツでのことである。

二人の女性がこの草稿を救い出した。一人はドイツ軍が引き上げてから三本の瓶を掘り出し、パリのイディッシュ語を扱う印刷屋に手渡した。もう一人は、あらゆる危難を乗り越えて、トランクの原稿と遺言をイスラエルにいる詩人の血縁と友人にもたらした。この二つの版は現在、イスラエルのワルシャワ・ゲットー戦士キブツにある。

この叙事詩は15の歌から成り、各歌が四行詩15連、全体で900行の詩である。「アウシュヴィッツ以後」に書かれた作品ではなく、まさにその時代の真実をイディッシュ語で歌い上げた決定的な「ホロコースト」証言である。本書には、ドイツの詩人ビーアマンによるカツェネルソン論、気鋭の批評家西成彦の書き下ろし、さらに関連資料を加え、日本の読者のために編集をつくした。

著訳者略歴

イツハク・カツェネルソン

Itskhak Katsenelson

1886年生まれ。ポーランドのユダヤ系詩人。ヘブライ語とイディッシュ語で、多くの詩や戯曲を書く。『滅ぼされたユダヤの民の歌』はイディッシュ語による彼の最後の大作。1944年5月にアウシュヴィッツで殺戮される。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

飛鳥井雅友

あすかい・まさとも

1962年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程学位取得修了。現在京都大学、立命館大学ほか非常勤講師。ドイツ文学専攻。主な訳書に『世界宗教事典』(共訳、青土社)。

¥2,808

  • 1 kg
  • 残りわずか
  • 配送期間:5-10日

ミルトス ヘブライ語の父 ベンイェフダー

離散のユダヤ人が国を持つために2千年間死語同然であったヘブライ語の復活に生涯をささげた男の物語。

イスラエル建国前史も興味深い。

本書はこれまで『不屈のユダヤ魂』として販売されていたものです

¥2,376

  • 2 kg
  • 残りわずか
  • 配送期間:5-10日