講談社文庫 旧約聖書外典 上下2冊セット

旧約聖書外典は、ユダヤ教団によって異端的な書として廃棄され、主としてキリスト教会を経て今日まで伝えられてきた。上巻には、第二神殿建設から新約の時代までのパレスチナの歴史を述べ、信仰の書としても深い感銘を与える「第一マカベア書」、しばしば西洋絵画のテーマとして取り上げられてきた「ユデト書」の他、「トビト書」「三人の近衛兵」「ベン・シラ(集会書)」を収録。

旧約聖書外典は、ユダヤ教団によって異端的な書として廃棄され、主としてキリスト教団の手を経て今日まで伝えられてきた。下巻には、ダニエルを主人公とした知恵物語として有名な「スザンナ」「ベールと龍」、イスラエルの知恵の思想を伝える「ソロモンの知恵」、黙示文学の「第四エズラ書」「エノク書」を収録。

¥2,268

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講談社文芸文庫 新約聖書外典

「新約聖書外典」とは、現行の新約聖書の27の文書が正典として成立する過程において、「アポクリファ」として排除され、正典として採用されなかった諸文書をいう。古代におけるキリスト教大衆文学とグノーシス的異端文学の間に位置するこれらの文書は、当時の大衆によって、正典よりもむしろ好んで読まれ、しばしば古代・中世から近代に至る西欧の芸術作品のモチーフともなってきた。

¥1,728

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講談社学術文庫 トマスによる福音書

1945年、エジプトで写本が発見され、「新発見の福音書」として世界にセンセーションをまきおこした。〈トマスによる福音書〉―異端として排斥されたグノーシス派の立場から編まれた114のイエスの語録集である。新約聖書学・グノーシス主義研究の世界的権威がその語録を精緻に注解し、独自の福音書を明らかにした本書は、従来の「正典福音書」のイエス像を一変させることを迫る衝撃の書である。

一九四五年、エジプトで写本が発見され、「新発見の福音書」として世界にセンセーションをまきおこした。〈トマスによる福音書〉―異端として排斥されたグノーシス派の立場から編まれた一一四のイエスの語録集である。新約聖書学・グノーシス主義研究の世界的権威がその語録を精緻に注解し、独自の福音を明らかにした本書は、従来の「正典福音書」のイエス像を一変させることを迫る衝撃の書である。

¥1,188

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河出書房新社 ユダ福音書の謎を解く

 長期にわたって失われてきた『ユダ福音書』の出現は、ユダの物語を最悪の裏切り者の物語ときめつけてきたすべての人びとのあいだに論争を巻き起こしている。

 いったいどうすればあのユダを、イエスの最も信頼する弟子であったなどと想像することができるのか。なぜ『ユダ福音書』の著者は、他の弟子たちへの激しい怒りに燃えているのか。ここには、まさに、キリスト教の核心に迫る問題が提起されている。

【ニューヨーク・タイムズ書評】

「ペイゲルスとキングのふたりのすぐれた研究は、キリスト教の主流が、なぜかくも長期にわたって、裏切り者の福音書を貶めつづけてきたかを見事に解明する」スティーヴン・プロテロ

【ワシントン・ポスト書評】

「すばらしいの一語に尽きる! エレーヌ・ペイゲルスとカレン・L・キングは、写本にたいする現代の曲解された歴史ではなく、古代の、きわめて挑発的な神学にまさに焦点をしぼって解明している」ジョン・ドミニク・クロッサン

¥2,592

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DVD ユダの福音書

ナショナルジオグラフィック

“裏切り者 "ユダの知られざる物語。

1700年の時を越えてよみがえった「ユダの福音書」 

イエスを裏切ったとして、キリスト教世界で最も忌み嫌われている男ユダ。しかし、エジプトの砂漠から奇跡的に発見された古代のパピルス文書には、これまで信じられてきたのとは全く異なる、イエス最後の日々が綴られ、極悪非道とされてきたユダの人物像を覆す「ユダの福音書」が記されていた。それは禁断の書として、はるか昔にキリスト教会によって葬り去られたものだった。ナショナル ジオグラフィック協会は世界的な研究者たちと共同で、この数奇な運命をたどった福音書の修復とコプト語で書かれた内容の解読に成功。その全プロセスを追ったドキュメンタリー。関係者へのインタビューなどを収録した特典映像付き。 

チャプターリスト(抜粋) 

砂漠で発見された古代の写本/傷ついた写本を救え/数奇な運命をたどった写本/さまざまな福音書/ユダは裏切り者か?/福音書に記された言葉/対立するキリスト教とユダヤ教/イエスの死と復活

出版社からのコメント

世界中に衝撃を与えた『ユダの福音書』。その発見から修復、解読にいたる全プロセスのエッセンスを映像にしたDVD。

このDVDには、『ユダの福音書』解読までのドキュメントはもちろんのこと、プロジェクト関係者、ならびに識者のコメントも余す事なく収録。原文に記された内容を再現したドラマも盛り込み、イエスとユダの関係をわかりやく描き出しました。

¥3,065

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講談社選書 グノーシス

日本人研究者による待望の入門書、登場! 世界を創造した神は〈善〉か〈悪〉か? 「人間は<偽りの神>が創造した偽りの世界に墜とされている。われわれはこの汚れた地上を去り、真の故郷である<天上界>に還らなければならない」――誕生間もないキリスト教世界を席巻した<異端思想>。膨大な史料を博捜し、その実像に迫る。(講談社選書メチエ)

「人間は“偽りの神”が創造した偽りの世界に墜とされている。われわれはこの汚れた地上を去り、真の故郷である“天上界”に還らなければならない」―誕生間もないキリスト教世界を席巻した“異端思想”。膨大な史料を博捜し、その実像に迫る。

¥1,620

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教文館 黙示文学の世界

古代ユダヤ教に生まれ、現代に至るまで、人々を突き動かしてきた黙示思想とは何か?

黙示文学の生成と展開とともに、「天への上昇」「宇宙論」「死後の霊魂の運命」「天の神殿の秘密」「天国と地獄への旅」など、黙示作品において好まれたモチーフをテーマに即して紹介。

「歴史の終末のヴィジョン」だけではない、〈黙示文学の世界>を味わうためのハンディな入門書。

記憶に新しい、2012年12月29日の古代マヤ暦の「世界終末」や、コンピューターの誤作動が起こる可能性があるとされた「2000年問題」につながる「終末思想」。

『ダニエル書』や『ヨハネの黙示録』に描かれる「終末」の解釈がもととなっておこった近現代の「黙示運動」についても、最終章て触れる。

◆目次より◆

第1章 律法時代の黙示文学

第2章 「寝ずの番人の書」と天への上昇

第3章 『ダニエル書』と聖徒の国

第4章 天上のメシア

第5章 天上の神殿、死後の霊魂の運命と宇宙論

第6章 天国と地獄への旅とヘカロート文書

第7章 ビザンティン帝国における終末論

第8章 近代における黙示運動

¥2,484

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京都大学学術出版会 書き替えられた聖書

旧約聖書のモーセは、イスラエルの民を引き連れエジプトから脱出する出エジプト、神より授かった《汝殺すなかれ》等の戒律を含む十戒などの話で名高いが、物語はモーセによる大量虐殺などの事件を含み、矛盾に満ちあふれる。ヨセフスによる再話は、巧妙に改変して聖書とは異なった歴史物語にしている。ユダヤ・キリスト教研究の世界的権威が、聖書がどのように理解され読まれていたかを、軽妙な語り口で紹介する。

目次

はじめに

第1章……モーセ誕生の前史

 最初にテクストの問題

 エジプト人の性癖は

 イスラエルの民の増大

 男子殺害の命令

 アムラムにたいする神の啓示

第2章……モーセの誕生

 モーセの誕生

 モーセ、ナイル川へ捨てられる

 嬰児、流れから救い上げられる

 新手のお手当て詐欺? 

 モーセの名の由来

 モーセの頭のよさと容貌の美しさ

 幼児モーセとファラオ

 捨て子伝説について

第3章……成人後のモーセ

 モーセ、人を殺し、ミディアンの地へ遁走

 エチオピア人のエジプト侵入

 モーセの戦果

 モーセの軍団、エチオピアの王都サバに迫る

 モーセ、エチオピアの王の娘と結婚する

 モーセ、ミディアンの地へ逃げる

 モーセとリウエルの娘たち

 燃える茨

 モーセ、使命に怯える

 神、奇跡をあらわしてモーセを励ます

 神の名についての啓示

第4章……エジプトに戻ったモーセ

 モーセ、エジプトへ戻る

 ファラオの前で

 強情なファラオ

 ヨセフスの語る第一の災禍

 ヨセフスの語る第二の災禍

 ヨセフスの語る最後の災禍

第5章……エジプト脱国とエリュトラ海での奇跡

 ヘブルびと、エジプトを脱国する

 ラメセスの町から出国して

 レートポリスの町へ

 ヨセフスの情報源は? 

 種なしのパンの祭

 会衆から絶たれるとは? 

 脱国した者の数は? 

 数の誇張は聖書の伝統芸

 出エジプトの年代は? 

 モーセの一行、荒れ野に入る

 ファラオの軍勢の追撃

 モーセの祈り

 エリュトラ海の奇跡

 エジプト軍の壊滅

 ヘブルびとの歓喜

 アレクサンドロス大王と奇跡

 奇跡にたいするヨセフスの態度

 『黄金伝説』のクレメンス

第6章……シナイ山への行進

 シナイ山への行進

 荒れ野について

 人びとの不平・不満

 指揮官が非難される状況の設定

 レフィデムの水の湧出

 神殿で保管されている文書とは? 

 アマレク人との戦い(1)

 アマレク人との戦い(2)

 主はわが軍旗

 リウエルの訪問と助言

第7章……シナイ山での十戒の授与

 モーセ、シナイ山に登る

 「十の言葉」

 「十の言葉」の第二項は? 

 人びと、モーセに律法をもとめる

 律法の大部分の紹介は

 再話したくない箇所は

 モーセ、神の山に登る

 モーセ、十戒の石板をもって戻ってくる

 幕屋の造営

 ヨセフスが再話しなかった物語

 異教徒の読者や聞き手を意識するヨセフス

 異教徒の知識人たち

 アロン、大祭司に選ばれる

 食物に関する律法

 レプラ患者に関する律法

 その他の規定

第8章……シナイ山からカナンの地へ

 ヘブルびとの不満、再び高まる

 モーセの一行、カナン人と戦う

 無規律の支配

 コラの反乱

 ヨセフス創作のコラのアジ演説

 ヨセフス創作のモーセの反コラ演説

 コラ、割れた大地に呑み込まれる

 モーセの定めたもろもろの規定

 モーセの姉ミリアムと兄アロンの死

 アモリ人の王シホンとの戦い

 バラクとバラムの物語

 ピネハスと神の依怙贔屓

第9章……モーセの最期

 ヨシュア、モーセの後継者になる

 モーセの告別の挨拶

 モーセの最後の言葉

 モーセの死

 ヨセフス、モーセ物語を締めくくる

 あとがきに代えて

¥1,944

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