人類がその歴史においてもっとも情熱と手間と、そしてお金をかけて建てた物のひとつが教会やモスク、寺院などの宗教建築物でしょう。
それはまた、その時代における最高の才能が惜しみなくつぎ込まれた芸術品でもあります。
壮麗な装飾やステンドグラスが美しい教会。
精緻なモザイク装飾のモスク。
華やか中にも親しみを感じさせる寺院。
清澄な空気に癒やされるシナゴーグ。
本書では、そうした宗教建築物の数々を、美しい写真を通して紹介します。
美しすぎる荘厳な空間に息をするのも忘れてしまう。神々しい光が差し込む教会のステンドグラス、精緻なモザイク装飾に言葉を失うモスク、華やかさと親しみやすさが同居する寺院、清澄なる空気に癒されるシナゴーグ。尊き存在を感じられる宗教施設の数々。
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真理は“ヘブライ語”原典にある!
ウルガータ聖書の翻訳者として不朽の名を残す教父ヒエロニュムス。
彼の翻訳理論の底流にあった「ヘブライ的真理」の思想とは何か。
新約における旧約引用から解き明かされる神学的聖書理解の核心!
欧米において、教父学そしてユダヤ学分野で発展してきたヒエロニュムス研究。本書は、海外の最新かつ豊富な議論を踏まえて展開される論考に、評伝と著作の紹介を加え、ヒエロニュムス自身の言葉であるウルガータ聖書序文の全訳(共訳・石川立)と註解を収録した、初の包括的研究書である。
■目次より■
序章 「ヘブライ的真理」とは何か
第Ⅰ部 ヒエロニュムスの世界
第1章 ヒエロニュムスの生涯と著作
第2章 教父学とユダヤ教科学の弁証法
第3章 ギリシア・ラテン聖書学の歴史
第Ⅱ部 ヒエロニュムスの思想
第1章 ギリシア語かヘブライ語か
第2章 新約聖書における旧約引用
第3章 ヘブライ人、使徒、キリスト
終章 結論と展望
第Ⅲ部 ヒエロニュムスの言葉
ウルガータ聖書序文(石川立と共訳)
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著者エマヌエル・スヴェーデンボリ(1688-1772)はスエーデンの生まれですが、彼が生きた時代は日本で言えば江戸時代の真っ只中で、第五代将軍 徳川綱吉により生類憐れみの令が出された翌年に生まれ、彼が1歳の時、松尾芭蕉が奥の細道を著し、14歳の時、赤穂浪士の討ち入りがあり、28歳の時、徳川吉宗が八代将軍になりました。
彼の名前であるエマヌエルは「神は私たちとともにおられる」という意味ですが、これは彼の父が彼がいつも神とともにいることを思い出すためにつけたものです。彼は20代の頃、英国等に5年間留学し帰国後、28歳で鉱山局の監査官になり59歳まで勤めました。そして55歳の時、主御自身から聖い務めに招かれ、その後「宇宙間の諸地球」、「最後の審判」、「新エルサレムとその天界の教義」、「白馬」、「天界と地獄」、「主・聖書・生命・信仰の四教義」、「続最後の審判」、「神の愛と知恵」、「神の摂理」、「啓示された黙示録」、「結婚愛」、「新教会教義概要」、「霊魂と身体の交流」、「真の基督教」等の著作をラテン語で執筆出版しました。「天界の秘義(創世記・出埃及記の内的意味)」は1749年から1755年にかけ、著者が61歳から67歳の間に執筆されました。原題は "ARCANA CAELESTIA"(天界の秘義)と題してイギリス ロンドンで出版されました。
本書は聖書の創世記と出埃及記の解説書であり、その解説の中に字義とは全く異なった聖言の内意が明らかにされています。聖書の聖言は内意を含んでおり、その内意が天界の秘義として本書で明らかにされています。この聖言の内意は原語や字義の分析をするような自然科学的な手法では明らかにすることは出来ないので、本書による以外知ることが出来ません。
この本は、全20巻にもなる大作の第1巻目になるものです。
訳者はこの本のまえがきで、
「本書は聖書の創世記と出埃及記(出エジプト記)の解説書であり、その解説の中に字義とは全く異なった聖言の内意が明らかにされています。聖書の聖言は内意を含んでおり、その内意が天界の秘義として本書で明らかにされています。」と言っており、「この聖言の内意は言語や字義の分析をするような自然科学的な手法では明らかにすることは出来ないので、本書による以外知ることが出来ません。」と言っています。 聖書を霊的に深く読んでみたいと願う読者や、聖書へ様々な角度からアプローチしてみたいと願う読者には、様々な啓示を与えられる本ではないかと思います。 本書の内容もさることながら、翻訳の苦労を想像するだけでまずは訳者に脱帽します。
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西洋文明の発展に、聖書ほど大きな影響力を及ぼした書物はありません。そして、聖書の記述は、いずれも固有の文化を育んだそれぞれの土地と強く結びついています。聖書の物語を深く味わおうとすれば、物語の舞台となった土地の自然と、その土地にひそむ危険性や風景の美しさを知り、その土地が肥沃であったか、あるいは荒地であったかを知る必要があるのです。
本書は、ナショナル ジオグラフィックならではの精緻な地図をはじめ、精彩なカラー写真、年表、遺跡や遺物の図版を多数掲載。聖書について詳しい知識のない人でも、聖書の物語の舞台となった土地と時代を、直感的に理解できる非常にユニークな一冊です。
¥6,380
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トールキンの名作『ホビット』(邦訳は瀬田貞二訳『ホビットの冒険』岩波書店)を、粗筋、登場人物、素材、語りの技法など基本的事項から、色彩表現法や作家のキリスト教観まで、作品のすべてをわかりやすく解説した格好の手引書。『ホビット』を読み解くには必携のガイドブック。
目 次
第一章 J・R・R・トールキンの生涯と『ホビット』の誕生 5
一 J・R・R・トールキンの生涯 5
二 『ホビット』の誕生 16
第二章 登場人物、旅路とその風景 19
一 登場人物 19
二 旅路とその風景 41
地図 42/旅路とその風景 43
第三章 物語のあらすじ、構成、技法、素材 55
一 物語のあらすじ 55
二 構成 72
三 技法 74
語りと劇的アイロニー 74/「行きて帰りし」物語 76/用語 77/詩歌となぞなぞ 78
四 素材 81
食事情 81/指輪 84/剣 84/宝物 86
第四章 物語における種々のテーマ 89
自然 89/成長 90/継承 91/友情 92/戦い 94/キリスト教的側面 98
第五章 『ホビット』にみる枢要徳 105
賢慮 105/正義 106/勇気 109/節制 110
第六章 『ホビット』における色彩表現 113
終 章 『ロード・オブ・ザ・リングズ』と『ナルニア国年代記物語』へ 121
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青年法律家は獄中の使徒を救えるのか?
キリスト教最大の伝道者の実像を原史料に基づいて再構築し、その卓越した神学と生涯を描き出した著者渾身の思想小説。
新約聖書学の碩学が「遺言」として贈るパウロ研究の結実!
【あらすじ】
舞台は紀元後61年のローマ。ストア哲学を信奉する若き法律家エラスムスは、友人のユダヤ教徒からある男の弁護を依頼される。その人物は、エルサレム神殿を異教徒に開放した廉で移送されてきたパウロという「キリスト信奉者」であった。受任を逡巡するエラスムスであったが、恋心を抱くユダヤ人女性ハンナの勧めもあって、遂にパウロとの接見を果たす。しかし、その先に垂れ込める暗雲とは……?
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