聖ペトロカニジロ

12月21日 聖ペトロ・カニジオ司祭教会博士

1521年-1597年

 ペトロは、当時ドイツ領であったニンヴェーゲン(現在のオランダ)で生まれ、信仰深く育てられた。ケルン大学に入り、初め法律家を志したが、神学の研究に傾倒し、司祭となって生涯を神にささげたいと思うようになった。そのころ、ドイツを訪れたイエズス会員のペトロ・ファーブルと出会って、ペトロは自らの道を見つけ、1543年にイエズス会に入り、ドイツ最初の同会員になった。当時のドイツは、町や人、教会も荒廃するというひどい状態にあり、司祭もおらず、修道者は人びとの軽蔑の対象とすらなっていた。

 ペトロは、司祭になった翌1547年にトリエント公会議に出席し、カトリック擁護の立場を強調した。大学で教鞭を取る一方、神学やカトリック要理に関する著作の出版や説教によって、人びとを信仰へと導いた。また、ケルンに最初のイエズス会修道院を設立したり、各地に大学や施設を建てるなど、その地方の教会の刷新に多大なる貢献をした。  ペトロの数多い著作の中では『カトリック小教理問答』は有名で、200版を重ね15か国語に翻訳されている。  彼は、8世紀にドイツにカトリックをもたらした「ドイツ第1の使徒」聖ボニファティウスに並び、「ドイツ第2の使徒」と呼ばれている。

ドイツの使徒 聖ペトロ・カニジオの生涯

未来に向かうための信仰生活と霊性の規範

16世紀のカトリック教会で大きな働きをし、後に聖ボニファチオに続く「ドイツの第二の使徒」と言われたカニジオ神父の足跡から学ぶ。

「カニジオ神父は、その温和さと、愛情と、忍耐強さをもって、ドイツにおけるカトリックの刷新をやり遂げることができた」(前教皇ベネディクト16世)

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